クイズ馬 ディヴァインシチー 第10戦


前走は、2度の屈腱炎明けで2年4か月ぶりの実戦。

レースに出ているだけでも素晴らしい状態で当然大敗。

叩き2走目の今回だが、まだまだ速いところはほとんどなく、どうなるのか不安。


11月22日 福島9R 500万下 ダート1700m 混合戦は、

13着/6番人気。

勝ち馬からは5秒0離され勝ち負けどころの話ではない。


レース回顧と時計の分析を掲載。

(2009年11月30日完結)

2009年11月10日 立ち上げ

●気になる出馬想定表

出馬想定表 11月22日 福島9R 500万下 ダート1700m 混合戦 全20頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
アイスボックス
エーシンウォーマン
カシノマルス
キクジロウ
ケイアイスサノオ
シャフツレディ
シルクメルヴェイユ
スマーティーダンス
セクシーザムライ
ソニックブレード
タイキボナパルト
ディヴァインシチー
トーセンモンローズ
ニシノテンクウ
ニホンピロララバイ
ネヴァリバティ
ブルーフォーチュン
マイネルビスタ
マルタカワンタッチ
モンピュア

●福島ダート1700mコース解説

 スタート地点はホームストレッチの右端。4コーナーを曲がり終えてすぐのところ。最初の1コーナーまでは338m。スタート直後に上り、1コーナーから下るのが特徴。
 先行争いが激しい上、2コーナーまで加速がつきながら隊列が動く。それでも前へ行っている馬が有利。福島のダートは砂厚8cmのスタミナを要する馬場なので、最後は各馬脚が上がってしまう。
 逃げ馬の連対率が約38%と最も高く、回収率も200%を超える数字。人気薄の逃げ馬の大駆けが炸裂しやすいコースだ。
 枠順は内枠が強い。特に1枠が唯一20%を超える連対率。1枠を引いた逃げ馬には要注意だ。
 血統的にはアフリート、コマンダーインチーフ、メジロライアンといった種牡馬の成績が優秀。
 軽くてスピードがあるタイプよりも、スタミナとパワーに富むタイプがいい。このあたりは馬場の特徴を良く表わしている。

有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 脚質、パワー
種牡馬ベスト アフリート、ブライアンズタイム、サンデーサイレンス
連対騎手ベスト 柴田善臣、蛯名正義、中舘英二、石橋脩、江田照男
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
3歳未勝利 1分48秒4 1分48秒4 1分47秒3 1分47秒8
3歳500万 1分47秒1 1分46秒9 1分46秒8 1分46秒5
古馬500万 1分46秒8 1分46秒3 1分45秒6 1分46秒8
古馬1000万 1分45秒7 1分45秒2 1分45秒2 1分45秒2
古馬1600万 1分44秒7 1分44秒6 1分43秒6

●出馬確定表

出馬確定表 11月22日 福島9R 500万下 ダート1700m 混合戦 全15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ギガブレイク 芹沢純一 11/01 小野5 福島ダ1700 14 12 12 14
クリノダイシス 高橋亮 10/24 500万 福島ダ1150 10 12
コットンフラワー 二本柳壮 11/14 500万 福島ダ1700 15
サイレントルナーレ 中舘英二 11/01 500万 東京ダ1600
シルクプレスト 大野拓弥 10/31 500万 福島ダ1700 11
スマーティーダンス 上村洋行  5/09 わら5 新潟ダ1800 11
ディヴァインシチー 宮崎北斗 11/01 500万 東京ダ1600 14 10
ニシノテンクウ 田辺裕信 11/08 500万 福島ダ1700
ハエヌキ 吉田隼人
バリアントバイオ 太宰啓介 10/12 地方 園田ダ1400 10
フィデリオ 的場勇人  9/27 500万 新潟芝1800 11
フィールドチャペル 荻野琢真
ブルーフォーチュン 田中博康
ホトダー 大江原圭 11/08 500万 福島ダ1700
レジャイール 松田大作 10/17 500万 京都ダ1400 15

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

これ以降は11月21日に作成

●ほっさん予想

ギガブレイク

 名前は強そうだが、このクラスで完全に頭打ち。そもそも勝ち上がりも7番人気。

クリノダイシス

 中央では歯が立たないものの、荒尾では強い。重賞・毎日杯等にも出走経験あり。しかし、大差でシンガリ負け。とにかく荒尾でしか走らない。

コットンフラワー

 荒尾からの転厩馬。転厩初戦の前々走は中央の速い時計には全くついていけず。前走は競走除外。もっともっとクラス慣れが必要。

サイレントルナーレ

 昇級後は5着4着と安定。特に前走は勝ち馬から0.2秒の僅差。クラスにも慣れ、そろそろ順番か。

シルクプレスト

 このクラスでは8着前後が限界。前走1年3か月の休養明けを叩かれたが、休養前の成績からガラリ一変は考えづらい。

スマーティーダンス

 橋口弘次郎厩舎期待の外国産馬も交流戦で勝ち上がるのがやっと。前走の昇級戦では大敗。そこから6か月半立て直すが・・・。

ディヴァインシチー

 2年4か月ぶりの前走はいいところなく大敗。直前の追い切りも馬なりばかりで迫力がなかった。今回もやや動きが良化しているものの、良い時ほどには見えない。能力からはあっさりがあっても不思議はないが、今回も大敗しても不思議はない。

 怖くて馬券の対象にはならない。

ニシノテンクウ

 前走は勝ち馬から0.1秒差の2着。ここ4戦全て掲示板で超安定勢力。そろそろ順番。

バリアントバイオ

 中央の未勝利では勝てずに地方転厩。そこでは圧勝で連勝。中央ではパンチ不足。

フィデリオ

 地方出身の馬で転厩後は芝を3戦。パッとしないので今回中央初ダート。ダートの方が合うと思うが。

レジャイール

 未勝利優勝後500万クラスではほぼ同じ時計でも15着大敗。クラスに慣れれば。
 相手云々にかかわらず、持っている能力を全て出すことができれば、ディヴァインシチーの楽勝でしょうが、追い切りの動きからはまだ能力の60パーセント程度しか出せないと思います。だとすれば、前走にプラスアルファ程度の着になるのではないでしょうか。

●追い切り情報(2009年11月21日更新)

前走前 

10月28日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 55.4
3F 40.5
2F 26.5
1F 12.9
キタサンアイドル(2歳未勝利)一杯に同入



11月10日 美浦南坂路 良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 69.3
3F 50.3
2F 31.9
1F 14.6


11月11日 美浦南坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 55.6
3F 40.6
2F 26.6
1F 12.9
ボストンプラチナ(2歳未勝利)馬なりを0.1秒追走同入


11月15日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 60.2
3F 42.9
2F 28.3
1F 13.9


11月18日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回目
助手
4F 60.8
3F 42.8
2F 28.1
1F 14.4


11月18日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回目
助手
4F 52.7
3F 38.8
2F 25.4
1F 12.3
ペローチェ(古馬1000万下)馬なりに同入


11月20日 美浦南坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 64.3
3F 46.8
2F 30.0
1F 13.7
 11月10日、16−16程度ですが、終いが1F15.0秒を切ったので追い切り時計として計時されました。今週出走予定となっていますが、除外対象でしょうね。

 11月11日、2歳未勝利馬と併せられ、たいした差もなく同入。師から見ても2歳馬と同程度の評価なんでしょうね。動きも良化しませんし、相変わらず強く追えないですし、苦しい状態です。
 クラブHPでは今週出走予定になっていましたが、出馬想定表には名前が見つかりません。こんな状態なら出走させるべきではないでしょう。

 11月15日、14−14程度の速さで追い切られています。この感じなら、21日か22日に使うのでしょうか。

 11月18日、相変わらず馬なりのみの調整ですが、坂路で52秒台と少しずつ動きは軽くなってきました。終いもしっかりと伸びており、前走よりは期待できそうです。しかし、それでもこの馬本来の動きではなく、まだ勝ち負けまではどうかと思います。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「波乱含み」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲
ニシノテンクウ
レジャイール △△
ギガブレイク
シルクプレスト
ディヴァインシチー
フィデリオ
ホトダー
ハエヌキ △△ △△
サイモントルナーレ
フィールドチャペル
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
サイモントルナーレ 2.9
ニシノテンクウ 5.0
ハエヌキ 5.8
フィールドチャペル 7.7
レジャイール 10.5
フィデリオ 11.0
ホトダー 14.2
ディヴァインシチー 18.1
シルクプレスト 19.5
以下28倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
ディヴァインシチー 84 84 76 45


騎手の短評

宮崎北斗 ディヴァインシチー △叩くも一変までとは

デイリー馬三郎

予想印

◎ サイレントルナール
○ ニシノテンクウ
▲ フィールドチャペル

以下省略

ディヴァインシチーは無印

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

ディヴァインシチー(14着)

 「仕上がりひと息。後方で揉まれて頭を上げ、直線息切れ。このあとどう変わってくるか。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

ディヴァインシチー

 「ブランクがあった前走は仕方ない。地力は上だし、気配もガラっと変わってきた。」(嶋田功調教師・デイリー馬三郎)

 「ガラリ一変まではどうかだが、長期休養明けを叩いて多少気合は乗ってきた。能力は高いので前進を。」(本藤助手・大阪スポーツ)

これ以降は11月30日に作成

●レース 

 ディヴァインシチーのスタートは良い方で、押して押して前を窺います。しかし、屈腱炎前ほどの二の脚はなく、8番手に甘んじます。少しでも前につけられただけ前走よりもマシと言いたいところですが、実はこれだけ前に取りつくのに相当脚を使っています。結果3角からの早期失速となり、前走よりも勝ち馬から離されて入線します。

 思わず故障発生かと思わせるほどの失速で映像で見る限りドキッやとしましたが、ただの息切れのようでホッとしました。しかし、叩き2走目で厳しい現実を見た気がします。

●時計の評価

 今回のディヴァインシチーの走破時計は1分50秒0を超えており、未勝利クラスでも勝てません。復調だなんだと言う前に、しっかりと追い切りすべきです。

●専門誌のレース評価

ディヴァインシチー(13着)

 「馬場に先出し。外目で砂を被らない位置を進んでいたが、3角ではもう手応えが怪しくなっていた。まだ良化途上ということだろう。」(競馬ブック)

●今後の展望

 後ろからついて行って弾けず、前に押し上げて早々に失速と、もはや過去の面影はありません。長期休養明けという理由だけでは片づけることはできないでしょう。

 早い段階から活躍してきた馬です。もはやピークが過ぎてしまったということも考えなければならないと思います。

●最後に

 やはり、最後までしっかりと息を持たせようと思えば一杯に追い切る必要があると思います。もちろんそれは脚元の完治していないディヴァインシチーにとっては致命傷になる恐れも十分にあります。

 しかし、残念ながら競走馬は走れなければ価値がありません。このままズルズルと低迷するくらいなら、一か八かしっかりと追い切ってレースに臨んで欲しいと思います。

 中途半端な馬なりだけの調整なら同じことの繰り返しでしょう。陣営にとっても、我々保護者にとっても厳しい選択肢を迫られていると思います。

最後までご愛読いただきましてありがとうございました。

2009年11月10日作成 11日、15日、19日、21日、30日加筆

ディヴァインシチーの過去のレース分析を知りたい方はこちら!!

第9戦 2009年11月10日 500万下 東京ダ1600m (14着/6番人気)

第8戦 2007年 7月 1日 猪苗代特別 1000万下 福島ダ1700m (10着/5番人気)

第7戦 2007年 6月10日 3歳500万下 東京ダ1600m (1着1番人気

第6戦 2007年 5月19日 3歳500万下 東京ダ1600m (2着1番人気

第5戦 2007年 4月29日 3歳未勝利 東京ダ1600m (1着1番人気

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